1999.9.22『CRUISE RECORD 1995-2000』の発売日に大阪 Virgin Megastore 心斎橋店にて発売記念インストアイベントが行われた。この日はイベントだけではなく、『1day globe ジャック!!』と銘打ち店内全てをglobeのCDで埋め尽くすという、大胆な企画も決行されていた。このとてつもない前代未聞の企画。準備は前日の夜の6時から翌朝の6時までかかったという。12時間で店内の全てのCD20,000枚(『CRUISE RECORD 1995-2000』15,000枚、旧譜5,000枚)がglobeで埋め尽くされたわけである。

 そして、当日。店の外ではglobe『CRUISE RECORD 1995-2000』発売!の日刊スポーツの号外が配られていた。イベントのために会場に訪れたファンは3,000人。そのうち、深夜組は200人、そして、会場に入れたのは1,000人。あとの2,000人は入れずに泣きながら帰ったファンもいたらしい。  店内の温度はイベント開始を待つ間に、40度近くまで上がっていった。きっと冷房も入っているのだろうが、ファンの熱気の前には全然無力だったのだろう。イベントが開始されると、ステージの発言に対して間髪いれずに反応が来る。東京とは違った激しいリアクションで大いに盛り上がった。KEIKOも第2の故郷というくらいなので、そのテンポが合っているのか、楽しそうに話していたのが印象的だった。イベントは、途中TKからメールで送られてきたメッセージを紹介したりと、楽しいトークの他に、抽選会も用意された。最初はサイン入りポスターのみだったのだが、MARCが飾ってあったパネルをはがしてプレゼントしたり(しかも2枚!)、と大盛況のうちに終了した。
そして、翌9/23には渋谷タワーレコードのイベントと大忙しのglobeだ!

イベントのトークの部分はリアルビデオでお楽しみ頂けます。

 イベント開始の前に、取材陣を集めて、インタビューが行われた。

『1day globe ジャック!!』のようなイベントですが、どう思いますか?
KEIKO:すごい、いいですよね。しかも、大阪で出来ることがうれしい。でも、入れなくて泣いているファンの人たちがいたので、かわいそう。
MARC:昨日(21日)自分のホームページのチャットに30人くらいのファンが「明日のイベント行きます」と言ってくれて、うれしかった。又、小室さんからも夜中にメールが届いた。

今回のアルバムの聴き所は?
MARC:4年間の集大成。昔の曲を聴くとレコーディングやライヴのシーンが思い浮かぶんですけど、新曲も混じってるから新鮮ですね。過去と未来が交差していうような感じで聴けるんじゃないかな。
KEIKO:新曲が入ることで、昔の曲を懐かしむだけじゃなくて、また新しい物として聴ける気がします。globeの0才〜4才までの成長記録かなって感じもします。

4年間で変わったことは?
KEIKO:視野が広くなっている。分からないことばっかりだったのが、いろんな知識が身についていって。生活環境は当然のように変わりましたね。それこそ大阪にいて、いきなり東京に出てきて、あらためてこの4年を振り返ってる気がしますね。なかなか数字だったりがいわれてるなかで実感することがなかったんですよ。それが、こうやってファンに会えて実感できることが幸せですね。今回のイベント会場の心斎橋も、デビュー前は自転車で来ていたし、第2の故郷という意味で、大阪でイベントができてうれしいです。

キャンペーンでも訪れたことのある台湾が今、大地震で大変な事になってますが…
KEIKO:こんな時こそ何が出来るんだろうとは考えましたけど、目の前にある事を私たちが一生懸命乗り越えていくことが、私たちにできることなんじゃないかと思っています。そして、いろんな意味で危機感を持たなくては。いつ何があるのか分からないことを思いしらされましたが、一つづつ一緒にがんばっていきたい。
MARC:『FACES PLACES』のときかな。プロモーションビデオも撮ってコンサートもやって、言葉分からないのにあそこまで僕らを支えてくれた、熱い笑顔の人たちが、テレビを見ていると泣いていて、叫んでいて…。出来るだけ早く復旧して欲しいという気持ちでいっぱいです。もし僕達にできることならば、もう一度僕達の音楽を聴いてちょっとでもあの頃の笑顔を取り戻してがんばってもらえたらと思います。


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