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12月に入り、クリスマス一色の東京ディズニーランドに隣接している東京ベイNKホールにおいて、01/12/08 globe
special live“genesis of next”が行われた。アリーナがオールスタンディング形式ということもあり、入場口には開場時間のずいぶん前から長蛇の列ができていた。 スタート前の会場内にはトランスのBGMがかかり、鮨詰め状態の客席のテンションを否が応でも盛りあげる。このLIVEのために用意されたという『光りモノ』グッズの「フラッシュスティック」が、会場のそこかしこで光っている。 会場に観客が入るのに時間がかかったため予定よりも20分遅れでスタート。 TK、MARC、そして曲のスタートと共にKEIKOが登場。3人がステージに表われると、会場はわれんばかりの歓声に包まれる。ステージ中央に設置されたスクリーンには、トリップ感のあるCGや、加えて演奏シーンの映像にもリアルタイムでビデオエフェクトが施され、さらなるトランス状態を誘発する。 MCでは「今日は盛り上げるんで最後まで楽しんでってください。踊りまくるぜ」とMARC。短いMCだが盛り上げるには充分。客席はさらにヒートアップした。 『Stop! In the Name of Love』では、CDよりもさらにトランス感が加えられたアレンジに。globe初のカバー曲だが、globeの手にかかるとここまでハードに踊れる曲になるのかと思うほどアレンジされていた。 MARCの「009」の声が轟くと『genesis of next』のカップリングの『What's the justice?』がスタート、会場内に緑のレーザー光線が飛び交う。レーザー光がリズムに合わせて変化する様は、昔から光と音の融合をこだわりつづけてたTKのステージならではの迫力だ。スクリーンも『サイボーグ009』のイメージにオーバーラップするかのように、過去と未来、細胞や分子レベルにおける誕生を感じさせるコンセプチュアルな映像が映し出された。 続いて『What's the justice?』からジョン・レノンの『LOVE』、『genesis of next』(orchestra.ver)につながる。まるで長い1曲かのような壮大なストーリー性を感じさせる曲の連なりに、さっきまで熱くはじけきっていた客席は徐々に落ち着きを見せ始め、皆、この曲から何かを感じ取ろうとしているかのようだ。 『outernet』ではKEIKO、MARC共に衣装を変えて登場。白いホルターネックのワンピースを身に纏、まるでマリリンモンローのようなKEIKO。裾がフリンジになっているため、ステージ上で回るたびに弧を描いて広がる。衣装を変えることで、後半戦に向けて曲調と雰囲気の変化を一瞬にして会場全体に伝えることに成功した。 本編のラストに近づいたころ、すれ違いざまに軽くハグを交わす、KEIKOとMARC。 2人の満足げな表情が、このステージの成功をすべて物語っているようにみえた。 アンコールで再び登場すると、衣装はまたもや一変して、かなりラフな雰囲気に。MARCの「もうちょっとやるか? 踊りたりないか?」の声にまだ熱冷め止まぬ客席が答える。そして「KEIKOも踊るか?」の声に全身使って答えるKEIKO。むずかしいことは一切無し。走って、踊って、笑って。踊るといっても振り付けがあるようなものでなく、手をあげ、足をあげ、クルリとまわったりと、あたかも紡ぎ出されるサウンドと戯れているかのよう。彼女自身、単純に楽しんでいるかのようだった。 2度目のアンコール。「ただいま」とあらわれ、ギターを手にし演奏し始める。リラックスした雰囲気が心地いい。「そういえば、4月にツアーやるんだよね。それに向けて2月にアルバムだすんだよね」とファンにとっては待望のニュースをさらりと発表。最後は2月に発売予定のアルバムの曲をどこよりも早く披露してくれた。 たった1回しかやらないからもったいないと思うのか、1回だったからすばらしいと感じたのかはわからないが、確実にいえることは、このLIVEでトランス状態の極致を見た気がしたということだ。 そして、最後に歌った『Lights brought the Future』。この曲をこのLIVEで聴いてしまったことは、もしかしたら観客にとって不幸なことかもしれない。いみじくも、ステージ終了後にMARCが漏らした「前奏の間、なぜか涙が止まらなかった」の一言に全てが詰まっている。たった1曲で、こんなにも大きなインパクトを与え、さらに終わった後でさえいつまでも余韻を引きずってしまうような曲を聴かされたら、もう次への期待を抑えることはできないのだから…。 01. DON'T LOOK BACK 02. とにかく無性に… [MC] 03. try this shoot 04. Stop! In the Name of Love 05. What's the justice? 06. Love 07. genesis of next(orchestra.ver) 08. outernet 09. garden 10. angels' song 11. genesis of next 12. Love again(global trance ver.) EC01 FACE(global trance ver.) EC02. FREEDAM(global trance ver.) 2EC01. DEPARTURES 2EC02. Lights brought the Future [ BACK
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