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SEBマスターを探せ!!(Vol.1)

SEBマスターを探せ!!”(続編)→

“SEBマスターを探せ!!” 集まった! 集まった! 応募者は日本各地からは勿論、世界各国から多数集まった。
その中から選ばれた、エイベックスが認定する“キング・オブ・SEBマスター”という 栄冠を獲得したのは菅野亮氏です。
BOSS横田と私(松本みつぐ)は、菅野氏を訪ねて千葉県柏市へ向かった。待ち合わせ場所の駅の改札口で我々は菅野亮&志津香夫妻に遭遇!


そして我々は彼等の自宅に招かれ、インタビュー取材を敢行。

●自己紹介をお願いします。
「菅野亮(かんのりょう)と申します。血液型はAで、32歳の会社員、SEB歴17年です」
≪奥さん≫「妻の志津香(しずか)。28歳です」

●ユーロビートに出会うまで、どんな音楽を聞いてましたか?
「(小中学生の頃)、姉が聴いていた(当時、流行っていた)TK(小室哲哉)音楽を聞いていました。あと、B’zも」

●ユーロビートとの出会いは?
「姉の影響でダンスマニアを買って聴くようになりました。初めて買って聴くようになったダンスミュージックのCDでした。やがてダンスマニアが停滞しはじめた頃にSEB のVOL.90を店内で見かけました。それからダンスマニアの横にあるSEBが妙に気になりはじめました。丁度、その頃、ビートマニアがゲームセンターで人気があり、そこでユーロビートに出会い、『この音楽は何だろう?』と思い、とても興味を持ちました。  そしてダンスマニアの横にたくさんあるSEBが『本物のユーロビートなんだろうなぁ』と思い、1998年に“ザ・ベスト・オヴ・スーパーユーロビート1998”を買いました。 初めて買ったユーロビートのCDでした。聴いた瞬間、全身に電撃が走りましたね!」

●ハマった理由は?
「まず、オープニングの横田商会さんの(制作した)タタキでした! 全く異次元のモノでした!!
そして、曲と曲のツナぎも感動でした! どこで曲が変わったのか、わからない『凄い!』と。
『この音楽(ユーロビート)は絶対に流行る!』と思い、一人で楽しんでましたね(笑)。あと、(複数の)アーティストの曲が何曲も収録されているのも不思議でした。それまで知っていたベスト盤というのは1アーティスト1曲という概念だったんですけど、SEBは同じアーティストの曲が複数曲収録されていたので、『これはどういう意味なんだろう?』と興味を持ちました。衝撃を受けて一日中、夜中も何回も繰り返し聴きました。15歳の時でした。でも、その頃はイタリアで制作されていることすら全然知りませんでしたね(笑)。」

●それから、どのように買い続けたの?
「その次もノンストップ盤を買いました。VOL.70でした。」

● ≪BOSS≫ えぇ~!、通常の盤ではなかったの?! 最新を追うのでなく、いきなり歴史を追う方(遡る方)にいったんだ。
「はい。まず、ノンストップミックス盤を買って、その中で気になる曲の収録されたCDを買う。という具合に、ヒモ付け、ヒモ付けで探して買っていました。また新しいCDは、 いつでも買えると思い、まず古いCDを中古屋で探して買うようになり、エイベックスの SEB以外のユーロビートCDは勿論、ザッツ・ユーロビートなど他社のユーロビートのCD も買うようになりました。そうすると(CD棚の中で)番号が空いている部分が気になり、 コレクター魂に火がついてしまいました」

●お金が結構かかったのでは?
「当時、高校生だったので正直、大変でした。一生懸命、バイトして中古屋巡りをしました。交通費を工面する方が大変だったかもしれませんね」

●どの辺の中古屋さんに行っていたの?
「大学生になってからは宇都宮とか大学近くの(東京都世田谷区)駒沢の中古屋に通う ことが多くなりましたが、北は(奥さんの実家の)岩手、南は沖縄まで全国の中古屋さんに 行きましたね。現在も毎週、妻と一緒に中古屋巡りすのが生活の一部になってます。 ヌアージュのCDをジャズのコーナーで見つけた時にはビックリでした。
CDを集めながら、あらためて気づいたのはダンスマニアもそうですが、ノンストップ ミックスCDは素晴らしいです。『DJって、凄いんだな!』って、いつも思ってます。」

●志津香さんとの出会いは?
「ずばり!ユーロビートが縁でした」

●えっ~!! ユーロビート愛から生まれた夫婦愛?! 志津香さんにお聴きします。ユーロビートとの出会いは?
≪志津香さん≫「16年前小学生の時、姉がドライヴ中に聞かせてくれたSEBのVOL.109。 109です! 1曲目の“サマー・ナイト”(ヴァージネリー)を聞いて、「あっ…」(溜息)と。 その後、元々、車が好きなので車で遠くに出かける時、車の中で聴くのは、いつも ユーロビートでした。」

●≪BOSS≫ もしかして、走り屋さん? ドリフト系、(“頭文字D”の)藤原豆腐店的な。
≪奥さん≫「もと…、愛車は、“頭文字D”にででくるRX7でした。中学生の頃、運動会 では“ミッキー・マウス・マーチ”のパラパラを踊りました。だから夫も最初は、走り屋 かな、と思ってました(笑)。はじめて彼の部屋を見た時、『凄いな! 世の中に、こんな 綺麗にCDを持って保存してしる人がいるんだ。』と思いました。」

● 感動しましたか!そして色々ありつつゴールイン! したんですね!まさに ユーロビートから生まれた夫婦ですね。
「妻に出会うまでは、CDは雑然としていのですが、ユーロビート部屋を作り、CD棚を 買ってもらい綺麗に収納するようになりました。」

● お二人にとって、ユーロビート部屋は神聖な場所なんですね。ユーロビート以外に聴くものはありますか?
「(長時間考えた末)。SEBがお休みになった時にトランスなども聞きましたが、どうも、 しっくりこなくて…。現在のJポップも全くわからないです。ユーロビート以外、考え られないです!」

●ユーロビートの魅力ってなんですか?
「日本製の機材を使用してるのですが日本人に出せない、イタリアの人達独自の職人さんの部分です」

●好きなレーベル、プロデューサーは?
「タイム・レーベルは好きですね。ジャコモ・マイオリーニは一番尊敬してます。 あとはマウロ・ファリーナですね。『復活して良かったな』と思ってます」

●デイヴ・ロジャースは、どうですか?
「デイヴ・ロジャースは神様ですね。あとは、ジノ・カリア。ヴァイブレーションを設立し、新しいチャレンジをした先駆者だと思います。無限の可能性を秘めてた方だと思います。 残念なのは自分がユーロビートに興味を持った時は概に亡くなっていたことです・・・」

●ユーロビートの中で好きな曲は?
「好きな曲は、SEB 4 Uです。20数年続いたSEBが休止してどうなるかと不安に思っていた矢先、復活の狼煙として作られた、これぞ!ユーロビートと思いました。また、フロンタル・インパクトは妻と出逢って再度ユーロビートの良さを知ってもらった曲です。変化球ですが(笑)ロール・デイズの“好きだよ、ずっと好きでした”のレッド・モンスター・ミックス。あのチャレンジは好きですね。あ、あとシンクレアの“1.2.3.4.ファイヤー!”(デジョ)。初期の頃だと「ホーリー・ナイト」は神曲ですね! レコードが欲しいです。」

●ユーロビートに求めるものは?
「その時代、時代に流行ったジャンルや要素を組込むこと。他のジャンルに浮気をするのではなく、ユーロビートの路線のままでいながら、肉付けするところは他の流行った ジャンルの要素をしっかり組込む。また、自分にしか出せない色を持っている作家さん は、その路線を突っ走って欲しい。SEBには今後、チャレンジをして欲しいですね。あと新しい 若い作家さん達にも期待したいですね。カイオー、フィリップ・オリバ等々。残念なのは ダブル・レーベルが無くなってしまったことです」

● ≪BOSS≫ 確かにSCPになって、いい音になり過ぎて、ダブルのころの荒削りだけど勢いがあった部分がなくなり、高級感のあるいい子になりすぎた感じがあるかもね。 レーベルとしてはそこはやはり進歩と捉えるんでしょうけどね。 奥さんの好きな曲は?
≪奥さん≫「私ですか。(ステフィー・マーティンの)“エモーションズ”、(ソフィーの)“ソフト・タイム”。あと、ノーマ・シェフィールド全曲好きですね」

to be continued

[追伸] 我々の質問に対して誠実に言葉を選ぶように、ゆっくり答えてくれる菅野亮さんの真摯 な対応。
その姿を横からあたたかい眼差しで見守る奥さんの志津香さん。
まだまだ 菅野夫妻とのSEB愛,ユーロビート愛&夫婦愛の談義は続きます。そして秘蔵の ユーロビート部屋にも潜入し、お宝をリポートします!続きは近々に、ご期待ください。

松本みつぐ(赤シャツ&BOSS INTERVIEW)

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