絢香『サクラ』

卒業はなぜ
どこまでも切ない
あなたの声 遠ざかりゆく
ヒラヒラと舞い散る桜に
手を伸ばすよ

その一瞬が儚くて愛しい
移りゆく季節の花は
会いたいの
咲き誇る姿に 身を焦がすよ

絢香 サクラ 「スッキリ」
"あなたの“卒業”を全力で応援します"

日本テレビ「スッキリ」で放送になった「あなたの“卒業”を全力で応援します」企画。
たくさんの応募の中から選ばれたのは2018年3月に高校を卒業する娘をもつ神奈川県在住の母親からの応募でした。

3年前、「6歳から始めたラグビーを続けたい」と遠く島根での寮生活をしながら高校生活をしたいと言った娘。
遠く離れた場所で辛く苦しい練習をする娘の姿を想像し、最初は反対をしていた母親も、娘の強い決意を応援することにした。
3年経った今、人として大きく強くなった娘を見て「あの時あの子が選んだ道が間違いではなかったんだ」と今は心から思える。
そんな娘達をずっとそばで支えてくださった先生方、そして仲間に卒業のお祝いをしたい・・・。そんな想いで今回の企画に応募したそうです。


応募されたお母さんの想いを直接聞き、卒業式で歌うことについて「それぞれの大切な人に想いを馳せながら聴いてもらえたらいいな」と語っていた絢香。
今回の企画では、生徒、ご家族、先生方…それぞれにとっての3年間の想いを随所で感じました。ここにいる全ての人にとって特別な日である卒業式。そんな皆さんに向けて心を込めて「サクラ」を歌いました。

石見智翠館高校の皆様、本当にご卒業おめでとうございます。

「サクラ」ショートムービー
Music Video (Full Size)

[あらすじ]
高校卒業式の前日。たったひとりの親友・ニキを突然喪った菜月(川栄李奈)。
菜月はショックのあまり東京進学を先延ばしにして留まっている。

菜月はいつまでもショックを引きずり、毎朝8時7分にニキとの思い出を振り返り、
前を向けず、過去に縛られ続けていた。
時が経ち、先延ばしにしていた東京進学がいよいよ目前に迫った菜月に対し、
幼馴染の雄大がある提案をする。

comment from 川栄李奈

絢香さんの曲が本当に素敵なので、撮影の時に曲を流していただくだけで凄く演技にも気持ちが入りました。
音楽とお芝居が重なった時の力って本当にすごいので、私自身も仕上がりがすごく楽しみです。
私にとって卒業とは“大きな一歩”と言いますか、“新しい自分への道”だと思っています。
これを見て下さった方が、一歩踏み出すことだったり、すごく前向きになって頂けたらいいなぁと思いますし、絢香さんの歌と一緒に、良いショートドラマだなと思って頂けるとうれしいです。

Comment  from 丸山健志 (映像監督)

曲を初めて聴いた時、イントロの旋律から引き込まれ、複数の切なさや
悲しみ、誰にでもある様々な卒業、最後には勝手に涙が流れていました。


その複数の卒業から
今回のテーマは「親友の死からの卒業」です。

川栄さん扮する菜月の置かれた立場は少し特殊かもしれません。
ですが、川栄さんをはじめとした役者陣のニュートラルでリアルなお芝居に助けられ、「大切なモノを失った悲しみ」という普遍的な感情に消化できたと思っています。

見所は後半。
絢香の「サクラ」と川栄李奈のお芝居が共鳴し合った時に生まれる
エモーショナルな体験を是非ご覧頂きたいです。

「Acoustic Live Tour 2017-2018 〜3-STAR RAW〜」
@日本武道館(2017.12.26) より

伝えたい人へ。
伝えられなかった人へ。

「サクラ」の曲と共に
友人や友達へ名前付きで
メッセージをプレゼントできます。

Dear.

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From.

Message from 絢香

「サクラ」は私にとって初めての季節ソング、そして卒業や別れを表現した曲です。
この曲を書きながら、人生にはいくつもの視点からなる卒業や別れが存在することに気づきました。
例えば、親からすれば子どもが卒業を重ねていく毎に子育てからの卒業が近づくことを意味していたり、人生の節目や段階を追えば、
卒業というくくりに当てはまるような切ない別れの場面がいくつも訪れていきます。

どの世代の方が聴いても、青春時代の回想から人生の歩みに伴い向き合う卒業や別れに至るまで、思いを馳せながら聴き入ることができる曲にしたいと思いました。

私が生きてきた中では、17歳で上京する時が、友達や家族と地元との別れという人生で初めて経験する大きな卒業でした。
そして時を経て、親になって2年が過ぎ、すべての面で支えが必要だった赤ん坊の娘ではもうなくなり、 嬉しいけれどとても切なく、
早くもこれから重ねていく卒業の1つを迎えたように感じます。
来たる大きな卒業は、きっと娘が巣立つ時だと思うと、
想像しただけで涙が溢れます。

私が上京するときの母の心境も、とても切ないものだったはず。
いまならわかります。

時間は止まることなく流れ、人生を歩む過程で誰もが通る
「大切な卒業や別れ」にひそむ切なさを、舞い散るサクラに重ねて......