僕たちのアナ・バナナ
第13回東京国際映画祭・優秀脚本賞受賞作品
「ファイト・クラブ」エドワード・ノートン初監督作品
一癖も二癖もある天才俳優エドワード・ノートンが監督に挑戦。
彼が選んだテーマは何とラヴ・ストーリー。ただではすまない!?

シーン写真1映画俳優のキャリアわずか4年で「真実の行方」「アメリカン・ヒストリーX」と 2度のアカデミー賞にノミネート。そしてゴールデングローブ他、各賞受賞。名門 イェール大学の出身、実力No.1の若手俳優「ファイト・クラブ」のエドワード・ ノートンが初めて監督に挑戦した話題作が「僕たちのアナ・バナナ」。共演は、脚 本家としてエミー賞を受賞し、ジェネレーションXムービーの傑作「リアリティ バイツ」の監督・出演で知られる才人、「メリーに首ったけ」のベン・スティラー。 そして、ヒロインの"アナ・バナナ"に扮するのは、人気TVドラマ『ふたりは最高! ダーマ&グレッグ』でゴールデングローブ賞を獲得し、人気急上昇のジェナ・エル フマン。いま、ハリウッドが注目する3人が贈るちょっと小粋なラヴ・ストーリー。

シーン写真2映画の中でも最高にニューヨークの肌ざわり、雰囲気をかもし出しているのが今回 エドワード・ノートン自らがプロデュースをかってでたサントラである。ストーリー の冒頭で流れるトム・ウェイツの「プリーズ・コール・ミー・ベイビー」を始め、 80年代の多感な少年時代を彩るシーンで使われるシェリル・リンの「ガット・トゥ ・ビー・リアル」、その他ワイルド・チェリーにエリオット・スミス、全編を通 じて流れているエルマー・バーンスタインによるJazzyなスコアと、とにかく名曲が多く聞きどころ満載な作品である。その中でも特に印象的なのは、3人の関係が複雑に交叉し始める要シーンで流れる、いかにも大都会ニューヨークならではの人々のすれ違いを優しく見守るかのようなピーター・サレットによる「ハート・オブ・マイン」である。ピーターはニューヨークを拠点として活動する新鋭のシンガー・ソング・ライターで自身のレーベルDusty Shoes Musicを運営している。彼は過去にも多くの映画に楽曲を提供しているという。また前述のエルマー・バーンスタインは、やはりニューヨーク出身の映画音楽界の巨匠でもあり、50,60年代には「十戒」、「荒野の七人」、「大脱走」等の大作を、70年代には「アニマルハウス」や「フライング・ハイ!」といったコメディー、そして80,90年代には「マイ・レフト・フット」や「エイジ・オブ・イノセンス」、「ワイルド・ワイルド・ウェスト」といった作品を手掛けている。すでに13回にも及ぶアカデミー賞ノミネートのおかげで、"キング・オブ・ジャズ"、"キング・オブ・ウェスタン"と呼ばれ、獲得したオスカーは「モダン・ミリー」(67年)の作曲賞だけだが、類型的な曲づくりを嫌う彼は、ときには"キング・オブ・コメディー"とも呼ばれている。

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