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DVD  AVBN-99006 / ¥5,040 (tax in)

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Blu-ray  AVXN-99007 / ¥6,090 (tax in)

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収録内容※DVD・Blu-ray共通

1.Alive
2.Hands On Me
3.Sit! Stay! Wait! Down!
4.Hot Girls
5.YEAH-OH
6.Poison
7.Ballerina
8.Rainbow
9.Go Round
10.make it happen
11.La La La
12.Let Me Let You Go
13.Wonder Woman
14.Damage
15.Higher
16.In The Spotlight (TOKYO)
17.ONLY YOU
18.Love Story
19.Supernatural Love
20.Big Boys Cry
21.Stardust In My Eyes
22.UNUSUAL
23.Neonlight Lipstick
24.Let’ s Go
25.Heaven
26.Fight Together
27.Can You Feel This Love
28.Contrail
-BONUS TRACK-
Contrail~500th LIVE Anniversary Celebration Movie at Yoyogi -20131207-


店頭先着特典 : 非売品B2ポスター

※特典はなくなり次第終了となります。
※一部、取扱いの無い店舗もございます。


予約特典:オリジナルポスター4種セット

※VISIONサイト&mu-mo限定特典となります。
※特典には数に限りがございます。先着となりますのでご予約はお早めに!



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LIVE REPORT


感じて楽しむ、安室奈美恵の新たなスタンダード

 ステージから溢れ出す光と音とビートに合わせ、身体を揺らし、歌い、時に涙を浮かべながら、笑顔で飛び跳ねる大勢のオーディエンスたち。まさに、”感じたままに楽しんでほしい”という思いで作られた『FEEL』の世界が目の前に広がっていた、「namie amuro FEEL tour 2013 」。歌詞重視の傾向が強い邦楽シーンにおいて、披露された全28曲の多くが全編英語詞。EDM~ハウスへのアプローチも印象的な、エッジィなポップサウンド。間違いなく安室奈美恵にしか出来ない”挑戦作”を具現化したツアー「namie amuro FEEL tour 2013 」は、シンガー&エンターテイナー、安室奈美恵が作り上げた新たなスタンダードが目撃できたツアーだった。

 鮮やかな衣装と光を纏い、音とビートに合わせて歌い踊る約2時間。アンコールには「FEEL」と描かれた黄色いハートも舞い降りた、そのめくるめくファンタジックなエンターテインメント・ショウの中でも、現段階の彼女の魅力が際立っていた場面がある。GUCCI×VOGUE JAPAN×NAMIE AMUROのスペシャル企画にも起用された、フューチャリスティックなエレクトロ・ナンバー「Ballerina」だ。ステージ前方からアリーナまでまっすぐ伸びた花道。その左右の上に10個のミラー、下には10個のライトを設置。そして下から照らしたライトがミラーに反射すると、花道の左右に計20本のポール状の光の柱が出現。時に色と角度を変えるその光のポールの間を、男女ダンサーを引き連れた安室奈美恵が力強く歩み、歌い踊る。ステージの上の姿がシンガーとしての安室奈美恵のすべて。そんな彼女のポリシーとシンクロする歌詞と相まった、鳥肌ものの「Ballerina」のパフォーマンス。DVDでは、カメラが花道の周囲を左右上下にぐるりと動き、照明の妙と共に、客席からは見えなかった角度からも目撃できる構成になっている。

 純白のドレス姿でしっとりと歌い上げた「Let Me Let You Go」など、見どころ満載の全28曲の本編に加え、今作にはボーナストラックとして、'13年12月7日に代々木第一体育館で行なわれた、通算500回公演の達成を祝うサプライズ映像も収録されている。会場全体がコーラスを合唱する一体感満載の「Contrail」披露後、サプライズ演出としてスクリーンに映し出された、500回公演達成を祝うメッセージ。ダンサーから手渡された大きな花束に可憐な笑顔を浮かべ、「これからも良いコンサートが出来るように努力します」と、ステージで滅多に多くを語らない安室の貴重なコメントも。記念すべき日の感動をより多くの人とわかち合いたいという、ファンへの感謝の気持ちが詰まった実に嬉しいボーナストラックだ。

『FEEL』というアルバムの音楽性を鑑みれば、プロジェクション・マッピングなどの3D映像や音と同期したLEDドレスなど、ハイテクノロジーを駆使した今風の演出で貫くことも可能だったかもしれない。だが安室奈美恵は時代に翻弄されることなく、20周年を経て自然に芽生えたという、シンガーとしてリ・スタートする気持ちで今回のツアーに真摯に向き合った。この先彼女がどんな変化に挑むにせよ、これがシンガー、安室奈美恵の新たな原点なのだ。そう断言できるそのストイックで力強い姿は、アルバム『FEEL』のジャケットに込められていたメッセージと同様、言い訳ナシの真剣勝負の美しさにあふれている。

(text/早川加奈子)

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