『Shout It Out』のプロモーションビデオ撮影に取材に行ってきましたのでその模様をレポートしましょう!
まず、最初に書くべき事と言えばやっぱりありさちゃんのオーラでしょうか?スタイルの良さもさることながら彼女のオーラというのはやっぱり圧倒されるものがあります。カメラ前に立つとガラッと変わる方もいますが、彼女の場合はちょっと別。ただ座ったり、談笑しているだけなのに空気が違う。連ドラの主人公ともなるとスケジュールもパンパンなはずだし、その上レコーディングやらジャケット撮影やらで凄く大変なはずなのにそのオーラだけは変わる事がないんですね〜。感激。
彼女自身かねてより好きだったというIncognitoがプロデューサーとして参加している事もあってか、歌っているときも一貫して非常に楽しそうでした。
プロモーションビデオというのは(他の撮影もそうですが)大変時間を掛けて撮ります。10時間以上なんでザラ。でも今回は、ありさちゃんの体調を考えてありさちゃんの出番はわずか6時間ほど。なぜそんなに短い時間なのかというとセットチェンジをしないから。その中でもありさちゃんの最大限の魅力を余す所なく見せる為にとなんとアップでは、“ハイビジョン”カメラを使用。このアップ撮影で一番大変だったのはやはりメイクさん。『毛穴まで写りますから』と監督に言われ入念にチェック。でもメイク直しはあまり必要ではなくありさちゃんの顔と花のバランスの方に気を遣っていました。
何故かと言うとこの花はもちろん生花。最初のカメラテストの時に監督・メイクさん・スタイリストさん総出で悩んだのかこの花。何本かある中から手頃だろうと思った花を選び、カメラ前に立ってみると花が大きすぎる。何度も調整がされて仕舞いにはかなり折り畳まれた(?)状態でOK。花が持っている本来の姿の1/10位にしている為か、撮影が進んでいくと花の生気がだんだんとなっている気が…最初のテイクに比べバランスが微妙にずれてしまうからなのです。
でも『全身を撮影している時と顔のアップでは多少花が小さい方が良い』という監督の心強い一言で撮影は再開。
撮影中は歌いっぱなし!
この撮影中ありさちゃんはほとんど歌いっぱなし。全身や上半身が写っているときは普通のテンポで歌っていたものもアップになるとテンポを150%にしての撮影。どうしてかというとよく使われる手法なのですがこういう風にテンポを速くして撮影した後に編集で元のテンポに戻す事によりスローモーションのような感じを出す事が出来るのです。さすがにこの撮影中はありさちゃんも大変そうでした。アップなので歌詞を間違える事は出来ない上に歌い慣れたテンポと違うからです。この曲の歌詞は同じような言い回しの連続。どこを歌ってるのか、次の歌詞がなんだったか、こんがらがってしまう事もあるらしく時々“ニヤッ”と笑っていました。
『ありさちゃんて間違えたときってわかりやすいよね』
とマネージャーに言われて
『本番はそんなことないですよ』
と反撃するも、ほとんどの周りのスタッフから
『いや、本番でもわかるよ』
と言われてしまう始末。ありさちゃんは『そうかな?そんな事ないんだけどな〜』とちょっと悔しそうでしたが結局は『うん。そうかも(笑)』と認めていました。
最後はエキストラと‘Shout!’。エキストラは全員外国人。その真ん中に立って『ワァーオ』と‘叫ぶ’というシーン。外国人の中にいてもひときわ目立つのがありさちゃん。最後まで関心させられっぱなしでした。
実はこれでありさちゃんの撮影は終了だったのですが、エキストラの撮影が残っている為にスタッフの多くは残っていました。そこで帰り際に挨拶にきた彼女が目にしたもの。
これにはありさちゃんも大爆笑!!。
なんとスタイリストさんがつれてきた犬が急遽出演決定し、カメラ前を飛んでいくという1カットだったのです。
何度か飛ばされてすっかりしょげてしまった犬に『ありがとね〜。本当にありがとう〜』とちょっと笑いながらお礼を言ってありさちゃんは帰っていきました。まだまだドラマの撮影中で大変ですが(取りあえず)お疲れさまでした。
CMスポットからPVがちょこっと試聴出来ます!
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