SINGLE JACKET SHOOTING

ALISA MIZUKI
The Jacket
ALISA MIZUKI





 12月21日に晴海の某倉庫屋上にて、2月3日に発売される観月ありさの新曲『朝陽のあたる橋』のジャケット撮影が行なわれました。この曲はCX系ドラマ『天使のお仕事』の主題歌としても流れているので「聞いた事がある!」と言う人は多いはず。ありさちゃんが言っている様に「力強く、前向きな曲」にしあがっています。

 この日は、太陽の日差しはあるものの風が強くさむ〜い一日。にもかかわらずありさちゃんの衣装は、なんと全身まっ白のワンピース1枚! かなり寒そう。でも、撮影が始まるとまったく寒そうな顔をみせずにいつものありさスマイルを見せてくれました。さすがプロ! と感じた瞬間です。

 ありさちゃんはまず、高く設置された板の上に座っています。そのため、冷たい風が容赦なく吹き付けてきます。ヘア−メイクさんが、ありさちゃんの髪型をセットするのですが、風が強いため何度も何度も直していました。そんな状況ですがありさちゃんは、手を下げてみたり、顔を傾けてみたりとポーズを何度も変えて撮影をしていました。スタッフ達は全員防寒着に身を包みながら作業していますが、ありさちゃんは本当に寒そうです。そんな寒さをちょっとでもやわらげるために、カメラマンがレンズを替える間に登場したのが、ありさちゃん専用のヒーターです。小形の扇風機みたいな形をしており、手に持つにもちょうどいい大きさです。このヒーターは、ありさちゃんの愛用の品らしく、ちゃんと『ARISA』とサインが入っていました。

 続いて、晴海の景色をバックに屋上の端で、カメラをまわすことになりました。今日は風さえ除けば、本当に絶好のロケ日和。晴海の景色も、いつも以上にきれいに映ったに違いありません。ありさちゃんは、カメラに向かってコロコロと色々な表情を作っていました。そんなありさちゃんの表情の中に、ドッキとするぐらいの大人っぽさと色っぽさを感じました。でも、カメラの回っていない所では、子供の様にいたずらな笑顔を見せています。う〜ん、どちらのありさちゃんも魅力的です。

 最後の撮影は、殺風景なちいさな倉庫の中で行われました。中は、小さな窓が1つあるだけなので、かなり薄暗い状況です。窓からの光を利用して、撮影は始まりました。このカットは、上半身だけの撮影なので、下半身には暖かそうな赤のチェックのストールを巻いて撮影に望んでいました。足が長くてプロポーション抜群の彼女の立ち姿は、そこにいる全員を惹き付けるくらいにかっこいいのです。特に、顔の小ささが際立っていました。

数パターンの撮影を終えたところで、カメラマンの「はい、お疲れ〜」という声で、撮影は終了です。と、同時にありさちゃんは、ちょっとホッとした様子で白いダウンジャケットを羽織り「ああ、寒かった〜」と一言。撮影中は全然寒そうな素振りを見せませんでしたが、やっぱり寒かったみたい。そのときのこぼれでた笑顔には「やっと、温かい所で休める」という安堵の気持ちが含まれているように見えました。